経済の長い停滞によって将来に希望を持てない子どもたちが増えています。また、地域社会の崩壊、近隣住民とのディスコミュニケーションから、スケートボードや音楽ライブなどの禁止、さらには公園での子どものボール遊びさえ禁止される時代になりました。子どもだけでなく、若者や大人の遊び場もずいぶんと窮屈になっています。戦後資本主義の下で、長い間経済的に価値のないものは「無意味」「意味がない」として切り捨てられてきました。しかし、経済の停滞によって経済的な勝ち負けすら意味を失い始めています。そういった重たい空気感が、不登校や鬱、引きこもりなどの社会問題を産み出し続けているように感じます。


 成熟期、或いは衰退期に入った日本経済において、「豊かさとは何か」という哲学的な問いに答えを出さなくてはなりません。この法人は「豊かさ」の意味を模索し、子どもから大人まで新しい生きがいを広く提示します。社会人としての多様な選択肢を提示し、大人が生き生きとすることで子供たちにも希望を与えます。パイを奪い合うことを利益とするのではなく、楽しみを分ち合って増幅させることを満足とするという価値観を伝えていきます。


 この法人は、一般市民に対して、スポーツ、学術、文化、芸術活動の振興の支援に関する事業を行い、人々の健康や青少年の健全育成に寄与することを目的とします。また、自然保護やヒューマニズムの見地からメッセージを訴求することで啓発し、社会教育の推進に寄与します。特定非営利活動に係る事業として、スポーツ、文化活動の振興イベント、支援イベントの開催、機関誌の発行による啓蒙活動をしていきます。不登校や鬱、引きこもりといった、競争社会に馴染めない人々にも生きがいを与え、多様な価値を持った人々が生き生きと活躍していく基盤づくりに寄与します。そしてその活動の中で、同じ価値観で頑張っている異分野の人と人が繋がり、新たなコミュニティーが生まれ続けることを願っています。



2018年 9月 2日 NPO法人 生きがいラボ GLORY BEE FOUNDATION代表 遠藤 剛史